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光るグラフィック展2


先週末はクリエイションギャラリーG8「光るグラフィック展2」オープニングレセプションにお越し頂きありがとうございました。3月28日(木)まで開催されております。

この展覧会のプランナー Semitransparent Designの田中良治さんはこれまで 「セミトラ展ーウェブから生まれるデザインー」(2010年)http://rcc.recruit.co.jp/…/exhibition/g8…/g8_exh_201010.html、「光るグラフィック展」(2014年)http://rcc.recruit.co.jp/…/exhibition/g8…/g8_exh_201402.html の企画展示を経てこられました。

そして今回の「光るグラフィック展2」では、実空間(フィジカル)と3D空間(デジタル・バーチャル)で構成された実験的な展示へと至ったのだと解釈しています。田中さんがレセプションで「のちのち伝説の展示になるかもしれない〜」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。

ギャラリーG8空間は 実空間/3D空間の二つに分けられ、その二つの空間がリンクするような形で存在し、両空間を往来しながら鑑賞を楽しんでもらう構造になっています。3D空間の鑑賞システムは作家の谷口暁彦さんによるものです。 今回私は仮想世界を描いてきた画家としてオファーを頂いたわけですが、3Dモデルを作り並行してそれをわざわざ手で描き直すような作家は存在していないかも、と10年目の自分の作家活動を興味深く振り返るタイミングにもなりました。 完全なデジタルネイティブ世代ではない私は今どのように世界を観ているのか、また、それぞれの世代や生活環境、職種や趣味嗜好などによってどのような捉えられ方をするのか、多種多様にご意見やご感想が生まれそうなとても興味深い展覧会に仕上がっております。是非、実際にご高覧いただければ幸いです。

ーーーー 今回の「光るグラフィック展2」では、ギャラリー内を、実空間(フィジカル)と3D空間(デジタル・バーチャル)で構成し、両方の空間で同じ作家の作品を鑑賞いただく体験をする展覧会です。実空間では、ポスター、絵画、写真、映像などの作品を展示し、3D空間では、空間も作品もデジタル化された(発光している)状態でご覧いただきます。 デジタル技術の進化やインターネット環境の変化により、現実と仮想の境界がなくなってゆく中で、「オリジナル」の所在はどこにあるのか、現実空間と仮想空間のそれぞれに置かれたとき、グラフィックはどのように存在するか、体験していただく展覧会にしたいと考えております。(光るグラフィック2 プレスリリースより) ーーーー

また、会期後半にはトークに登壇いたします。 こちらもご興味のある方はどうぞよろしくお願いいたします。

<第295回クリエイティブサロン> 2019.03.20 水 「光るグラフィック展2」の参加作家である谷口暁彦氏さん、原田郁さんと、ゲストに保坂健二朗さんをお招きして開催するトークイベント。モデレーターは企画にご参加いただいた田中良治さん。今回の展覧会のテーマである“リアル”と“バーチャル”の境界や、作品のオリジナルの所在についてお話しいただく予定です。 第295回クリエイティブサロン 日時:2019年3月20日(水) 7:10p.m.-8:40p.m. 場所:リクルートGINZA8ビル1Fロビー(クリエイションギャラリーG8隣) 参加費:無料、要事前予約 出演:谷口暁彦 原田郁 保坂健二朗 モデレーター:田中良治 ※敬称略 定員:100名 ※ご予約はPeatixにて受付 https://peatix.com/event/606279

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