IKU HARADA SOLO EXHIBITION 2011
2011.6.18 - 7.2
アルマスGALLERY

2011年、アルマスGALLERYにて個展を開催。コンピュータ内に構築した仮想世界「inner space」を起点に、内部を歩きながら選び取った風景を絵画として制作した。デジタル空間の景観をキャンバスに定着させる過程で、筆致や質感といった物質的要素が付与され、仮想と現実が交差する表現を提示。絵画は現実に開かれた「窓」として機能し、鑑賞者を仮想空間へと導く体験を生み出した。
アルマスGALLERYによる企画展、原田郁『IKU HARADA SOLO EXHIBITION 2011』を6月18日(土)から7月2日(土)まで開催する運びとなりましたので、お知らせさせていただきます。
原田は絵画を制作するにあたり、まず自身がPC内に構築したインナースペースにダイブし、散歩をしたり、必要があれば家屋を増築したりして、お気に入りの景色を見つけて現実世界に持ち帰ってきます。その景色をアクリル絵の具によって、忠実にキャンバスに定着させていくのですが、そこにはデジタル世界であるインナースペースには存在しなかった筆のタッチや家屋の外壁を思わせるざらついたテクスチャーが加えられています。
主に大きなサイズで展開されてきた原田の絵画は、現実世界に開いたインナースペースへの窓となり、ビビッドで暖かみのある無人の世界は観る者を誘い込みます。そこに漂う仄かな人の気配を追ううちに、戻れないところまで来てしまう、そうした底知れぬ誘惑は、デジタル/ウェブというヴァーチャル世界のもつ魅惑となぞらえることもできると思います。
去年は山形の真下慶治記念美術館での個展をはじめ、実に精力的に活動をしており勢いのある中での新作展になります。インナースペースがどのように変容し描き出されるのか、ぜひご高覧いただければ幸いです。
日時:2011年6月18日(土)-7月2日(土)12:00-19:00
月曜休廊オープニングパーティ 6月18日(土)18:00-20:00
場所:アルマスGALLERY



