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書籍紹介『22世紀の荒川修作+マドリン・ギンズ 天命反転する経験と身体』


養老アート・ピクニック(2018)の企画で制作参加した「養老天命反転AR」アプリについて、私の作品図版・作成3Dモデルを一部掲載していただいております。

(【第3部】都市計画の模型──受容論としての《養老天命反転AR》伊村靖子・松井茂 )内

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『22世紀の荒川修作+マドリン・ギンズ 天命反転する経験と身体』

価格:3,200円(税抜)

発行:フィルムアート社

発売日:2019年12月25日

ISBN: 978-4-8459-1917-8

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「死なないために」とはどういうことなのか?

死すべき存在である人間の運命に戦いを仕掛けた

荒川+ギンズの思考に迫る、22世紀の身体論。

荒川修作没後10年、今なお刺激に満ちた現在進行形の彼らの思想を再発見していく画期的論集。

「人間は死なない」──死と生命をめぐる独自の発想と思考から、数多くの鮮烈な言葉を残した荒川修作+マドリン・ギンズ。「三鷹天命反転住宅」や「養老天命反転地」をはじめとする彼らの作り上げた様々な空間は私たちの五感や認識のあり方に大きく揺さぶりをかける。

不確かな時代であるがゆえの、身体への意識と関心の高まりにおいて、荒川+ギンズの思想は多くの発見や刺激を私たちに与えている。

死すべき存在でありながら、生命を消滅させないという矛盾を荒川+ギンズはどのように乗り越えようとしたのか。

人間の運命に戦いを仕掛け、運命を根底から覆す「天命反転」を企てた、今なお/今こそ現在進行形というべき荒川+ギンズの思想と実践を、身体論を軸として、哲学、建築、美術、心理学、教育学などさまざまな専門分野から再検討する。それとともに荒川+ギンズ関連の展覧会、パフォーマンスなどの近年のプロジェクトを包括的に紹介する。

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