「養老天命反転AR」2018プロジェクト報告
IAMAS紀要でも報告いただいていますが、昨年11月に行われた養老アート・ピクニックで開催された「養老天命反転AR」プロジェクトについて、ART FRONT GALLERYのページで紹介されています。テキストは情報科学芸術大学院大学(IAMAS)講師の伊村靖子さんにご執筆頂きました。
さらに「養老天命反転AR」プロジェクトの内容を動画📹でまとめて頂きました。実際のアプリケーションと、その動く様子がご覧になれます😁
====== 養老天命反転AR Yoro Reversible Destiny AR 「楕円形のフィールド」に携帯端末をかざすと、荒川修作+マドリン・ギンズが制作当初構想したイメージや言葉を重ねて見ることができる鑑賞ツール。荒川とギンズは、来場者がバランスを失うことを恐れるより、むしろ感覚を作り直すつもりで楽しむことを期待し、いくつもの仕掛けを用意しました。 養老天命反転地が完成して20年以上が経過した現在、現実と情報は等しく扱われ、それは自然な感覚として根付きつつあります。AR(拡張現実感)技術により、現実と情報の間を行き来しながら、養老天命反転地の新たな使用法を発見します。 (協力:荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所) 「養老天命反転AR」では、ARシステムを赤松正行(クリティカル・サイクリング、IAMAS教授)と小林友樹(ソフトウェアエンジニア )が開発し、荒川修作+マドリン・ギンズの構想を伊村靖子(芸術学、IAMAS講師)と松井茂(詩人、IAMAS准教授)、原田郁(美術家)が分析して、共同研究を行う。