「Survival Nature」
銀座 蔦屋書店の企画グループ展に参加いたします。
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今注⽬の若⼿作家から著名作家まで14名の作家による企画展「Survival Nature」を開催
銀座 蔦屋書店(東京都中央区GINZA SIX6F)は、多種多様な国籍・年代のアーティスト14名を紹介する企画展「Survival Nature」を11月13日(土)から開催~11月23日(火)の期間に店内中央イベントスペースGINZA ATRIUMにて開催いたします。本展での展示作品は店頭、オンラインにて11月13日(土)より販売いたします。
概要
このたび、銀座 蔦屋書店は企画展「Survival Nature」を開催いたします。
クリスト、レアンドロ・エルリッヒなど著名作家から若⼿作家・春原直⼈や原⽥郁まで、多種多様な国籍・年代の総勢14名の作家による作品が一堂に会する展覧会です。
本展は「Survival Nature」と題し、「生命と自然」をキーワードにアートを通じて改めて⾃然を見つめなおし、生命工学の発達やパンデミックを経験した今日という時代と向き合いながら、今後、人間がどのようにして生き延びてゆけるのかを問いかけます。
春原直⼈や康夏奈といった自然の中の体験をもとに制作を続ける画家、コンピューター上に仮想の森などを創り出し、それを絵画化する原⽥郁、ポップな樹⽊のレリーフの⾓⽂平、特徴的な⽯にガラスを挟んだ藤堂、未来予想図と花⿃画をミックスしたような鴻崎正武。さらに、⼈間のnature(本質)が垣間⾒られる、物語性の強い石田恵嗣のペインティング、美容と医療の境界の問題を作品化する⻄咲知美の作品を展示いたします。
また、サイトスペシフィックな作品の先駆けであり、パリ凱旋⾨の梱包プロジェクトが記憶に新しいクリストの他、レアンドロ・エルリッヒ、エコ・ヌグロホ、⾦⽒徹平、⼤岩オスカール、アデル・アブデスメッドら⼤⾃然を舞台にした国際芸術祭(瀬⼾内国際芸術祭、奥能登国際芸術祭)の参加作家も紹介し、地⽅から発信する芸術祭と連動した作品を、銀座の中⼼でご⾼覧いただけます。
14名の実⼒派アーティストの作品を堪能できる新作を含む貴重な展覧会を是⾮お楽しみください。
アーティスト・プロフィール(順不同)
大岩オスカール(おおいわ・オスカール)
1965年生まれ。NYを拠点とし、政治や社会批評的目線も含め、空想的でカラフルな平面を描く。金沢21世紀美術館にて個展(2018)、現在MOTでコロナ禍での生活を描いた隔離シリーズ展示中。
Christo(クリスト)
1935-2020年。建造物や自然を梱包するサイトスペシフィックなプロジェクトを生涯続けたパイオニア的巨匠。没後の今年、遂にパリの凱旋門をキャンバスで包んだ作品が実現、クリストのドローイングやエディションものに国内外の注目が集まっている。
Leandro Erlich (レアンドロ・エルリッヒ)
1973年生まれ。金沢では21世紀のプール作品をはじめ、新設のKAMU Kanazawa等見ることにより知覚を揺るがすようなイリュージョンを仕掛ける。森美術館個展(2018)、前橋の白井屋ホテルにも常設。
西咲知美(にしざき・ともみ)
東京生まれ、2014年東京藝術大学大学院先端芸術表現科修了。美容と医療の狭間にあるような美しい器具を通じて、美に対する意識の社会的あり方を視覚化する気鋭の作家。
康夏奈(こう・かな)
1975-2020年。身体を使って山や海を体験しながら色彩豊かな風景を描いてきた康。瀬戸内国際芸術祭(2013)、MOTアニュアル(2014)などで注目され、没後東京都庭園美術館企画展(2020)、東京都現代美術館にて大型インスタレーション展示中。
春原直人(すのはら・なおと)
1996年生まれ。登山体験やスケッチをもとに主に山岳風景を描き、墨や顔料などを用いながらも日本画の枠を超えようと立体作品など様々なアプローチを模索。日経日本画大賞展入選(2021)など最も旬な若手作家。
石田恵嗣(いしだ・けいじ)
1975年生まれ。イギリスに留学し、50年代のイギリスの絵本や図鑑にヒントを得た、物語性の強い油彩で見る人を日常とは異次元の世界へと誘い出す。アートフロントギャラリーで初個展し、今後の活躍が期待される。
Adel Abdessemed (アデル・アブデスメッド)
1971年生まれ。アルジェリア出身でフランスを拠点に活動、故国から離れ政治・歴史・生と死など普遍的なテーマを扱うが多彩なメディアでウィットに富んだ作品。ヴェニスビエンナーレ(4回)、ポンピドーセンター個展等、日本では奥能登芸術祭・妻有・森美術館開館展などで知られるようになった。
金氏徹平(かねうじ・てっぺい)
1978年生まれ。日常的なイメージを様々な素材を用いてコラージュ風に繋ぎ合わせることで現存の文脈を読み替える。ヨコハマトリエンナーレ(2020)、六本木アートナイト(2018)に参加。
鴻崎正武(こうざき・まさたけ)
1972年生まれ。雲間に点在するキメラ風の動植物や未来の乗り物などが画面を埋め尽くす。
代官山T-SITE Anjin café の壁画を制作(2011)、日経日本画大賞展入選(2021)。
角文平(かど・ぶんぺい)
1978年生まれ。日常のありふれた事物の思いがけない組み合わせから新たな意味をひきだす、主にポップなイメージの作品が多い。第1回ccc AWARDS グランプリ受賞(2013)。
原田郁(はらだ・いく)
1982年生まれ。コンピューター上の3D仮想空間を現実の絵画として描き出し、現実世界と仮想空間が⼊れ⼦構造となっている作品が多く、鑑賞者に⼆つの世界を往来するようなイメージを提示する。
藤堂(とうどう)
1969年生まれ。欧米や日本の石を切断し、切断面に積層ガラスを挿入、磨き上げた作品で知られる。最近は都市の瓦礫も作品化。東京、京都、台北などのホテルにコレクション多数。
Eko Nugroho (エコ・ヌグロホ)
1977年生まれ。インドネシアを代表するアーティスト。広い社会的視点に立った平面や立体等を制作。2019年瀬戸内国際芸術祭に招待され、空き家でインスタレーションを行った。
販売について
銀座 蔦屋書店店頭・アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」にて販売いたします。
店頭|11月13日(土)11時より販売開始
オンライン|11月13日(土)12時より販売開始
展覧会詳細
「Survival Nature」
期間|2021年11月13日(土)~11月23日(火)
会場|銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM(イベントスペース)
入場|無料
主催|銀座 蔦屋書店
協力|アートフロントギャラリー
お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内)/info.ginza@ccc.co.jp
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